ただの青春物語では終わらない『青のフラッグ』はジェンダー論の教科書になるかもしれない
こんにちは。
サンダルが快適すぎて靴下が履けなくなりそうなたけです。
去年買ったビルケンシュトックのサンダルがスーパー快適なんです。なにがいいってソール部分は最初カッチカチなんですが、だんだん履いてくうちに自分の足裏に馴染んでいくんですね。いまやジャストフィット。個人に最適化していく最先端シューズだと思います。
________________________
ここのところマンガアプリの使用を制限していたのですが(神経を休めるため)旅行明けで一時解禁したのでジャンプ+で溜まっていたマンガを一気に読みました。
今年一番アツい青春物語でありながら社会派マンガだと思われる青のフラッグの話をさせてください。(一部ネタバレを含みます)
運動神経抜群で友達も多いトーマと、体も小さくちょっと影の薄い太一は実は幼馴染。そんなイケイケのトーマに想いを寄せる二葉から相談を受けた太一は、想いが成就するように手助けすることになる。
そんな甘酸っぱい高校生の恋愛物語に見えるこのお話。実はここから
めちゃくちゃ深い人間模様を描いていくことになります。
全話初回は無料で読めるので、ここから先の衝撃はぜひとも実際に読んでみてほしいのですが、この恋愛・友情物語はぼくらの思う "普通の" "ストレートな" 恋愛ではありません。
男女の友情は成立するのか?
そんな問いを誰しも聞いたことがあると思います。
このマンガは、
そもそも男女ってなに?友情とは?愛とは?
そんな真理を多感な時期の高校生の思い、言葉を通して問いかけてきます。
LGBTQ+や"ダイバーシティ"が叫ばれて久しいですし、ぼくもある程度理解しているつもりでしたが、このマンガは「ああ、自分はわかったつもりになっているだけで全然受け入れられてないんだなあ」という気づきを与えてくれました。
甘酸っぱい青春物語としても。
性差に対して訴える社会派マンガとしても。
めちゃくちゃおもしろいです!
ではまた。